躍進の年

 平成二十三年・明けましておめでとうございます。今年も幸多き年でありますよう祈る次第である。

 創価学会は、本年を 「人材・躍進の年」 と定め、前進を開始しました。「躍進の年」 は、50年前 (昭和36年) 池田先生が会長にご就任された翌年も 「躍進の年」 と掲げて、今日の世界広宣流布の発展の基盤を築きました。今からは、学会創立100周年へ向かって、新たなる決意で躍進を遂げていく時である。

 池田先生は 「躍進」 について、次のように述べられています。
 「躍」 の字は 「おどる」 と読む。身も心も躍り上がって進む――この勢いこそが躍進の姿である。「躍」 の字には 「足」 がある。拠って立つ大地を持つことが何より強い。それは家庭であり、地域であり、職場や学校である。幾重もの縁で織り成された人生という錦繍の大地だ。

 また、「躍」 の字の右側の 「翟(てき)」は、鳥が羽を動かして飛び立とうとする姿に由来するという。使命の舞台で思う存分に翼を広げ、舞い飛ぶのだ! 朗々たる題目を根本に、わが生活の上に 「躍進」 の二字を実証するのだ!

 御書に 「上行菩薩の大地よりいで給いしには・をど(踊) りてこそい(出) で給いしか」(1300P) と仰せである。

 偉大なる創価青年学会の人材の陣列よ、広宣流布の新天地に、威光勢力を増して躍り出よ! 私は、その一点を、ひたぶるに祈り抜いている。  
     (聖教・2011・1・1)

 本年の元旦は、全国的に気象は荒れ模様で、初日の出を見ることができなかった。特に、山陰の鳥取地方では、豪雪で被害が出ていますが、一日も早い復旧を願うものである。これは何か、見通しのきかない現今の日本の姿を、象徴しているようで心配事でなりません。

 このような世間の中で創価学会は、前途洋々たる・希望あふれる新年の出発をすることが出来ました。これも三大秘法の大御本尊の御威光の賜でありますと共に、池田先生の御指導の御蔭であります。

 池田先生は、会員の成長と幸せを “ひたぶるに祈り抜いている” ありがたき師匠であります。人生にとって最大の幸福は、生涯の師をもつことだともいえる。また、どんなに有名になり、成功しても、師のいない人生は淋しいものであると言われています。

 私は創価学会に入会して、人生の師にめぐり会い、色いろなことを教えていただきました。真に有りがたき幸せなことであり、報恩感謝申し上げます。

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「青年学会 拡大の年」に思う

 「青年学会 拡大の年」 明けましておめでとうございます。本年も “創価随想” を何卒よろしくお願い致します。

 池田先生は、「『青年学会 拡大の年』 が開幕した。何んと瑞々しい、心躍るテーマであろうか。創価の師弟の精神を壮大に広げ、万代までも刻みゆく一年の出発だ」 と仰せられています。

 それにつけても昨年は、世界的に大災害・大混乱の年でした。特にわが国における、東日本大震災と福島第一原発事故は最悪な出来事でした。本年は、この様なことが起こらないように、せつに祈る次第である。

 ずい分前に聞いた話であるが、戦後の三災七難の出方が、日蓮大聖人のときと比べて、逆次に出ていると云うことである。
 大聖人のときは、天変地夭・飢饉疫癘が先ずあって、後から 「立正安国論」 で予言された、自界叛逆の難 (二月騒動) が起き、他国侵逼の難 (文永の役・弘安の役) が起こった。

 戦後は、太平洋戦争に敗れ米軍の進駐 (他国侵逼の難) を見た。その後の混乱の中、労使紛争や全学連闘争など日本国民同士が、血で血を洗う(自界叛逆の難)が起きた。その後は経済の発展に伴ない騒乱事件は少なくなってきたが、それに反し天変地夭はだんだんと激しくなって来ている。そして昨年の大災害となったのである。

 それは人々が、大聖人の 「立正安国」 の教えを信じようとはせず、あまつさえ正法誹謗をなし、謗法の教えを信ずるが故に、三毒(貪・瞋・癡)強盛の者ばかりになり、天変地夭が起きるのである。

 その仏法原理は、「人の悦び多多なれば天に吉瑞をあらわし地に帝釈の動あり、人の悪心盛なれば天に凶変・地に凶夭出来す、瞋恚の大小に随いて天変の大小あり地夭も又かくのごとし、今日本国・上一人より下万民にいたるまで大悪心の衆生充満せり」(1142P) と仰せの通りです。

 この問題の解決は、「真実一切衆生・色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり」(1170P)。 
 「結句は勝負を決せざらん外は此の災難止み難かるべし」(998P)
 と仰せのように、一切衆生が “南無妙法蓮華経” と唱え、広宣流布を成し遂げる以外にない訳です。

 池田先生は、「今年は辰年 ―― 。この 『辰』 は、時刻でいえば 『午前八時』 に当たる。また 『夜明け』 や 『スクスク伸びる』 意義もある。旭日の如き青年の息吹に通じる。
 私も 『辰年』 の生まれである。いよいよ思索を重ね、先手を打ち、厳然と指揮を執っていく決意だ。
 わが同志よ、後継の青年たちよ! 全員が偉大なる地涌の正義の旗を掲げ抜いていってくれ給え!
 現実社会は厳しくとも、仏にも匹敵する勇気と智慧で、人生を切り開いていってくれ給え!
 日本中、世界中の同志と共に、胸張り、楽しく、朗らかに、異体同心の前進を開始しょう!」 
とご指導されています。 (聖教元旦号・我らの勝利の大道・65)

 この池田先生の呼びかけに、「何が何でもお応えしょう、師匠に喜んでいただくのだ」との決意で頑張ります。

 立正安国論は  → ここから
 災難の起る由来 → ここから

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「青年学会 勝利の年」を思う

 「青年学会 勝利の年」明けましておめでとうございます。本年も “創価随想” を宜しくお願い申し上げます。
 本年は世界広布の本陣である、総本部が完成します。その大勝利に相応しい戦いが、北九州市議選・東京都議選・参議院選であると思います。わが北九州市議選の大勝利をもって、その突破口を開きたいと思います。
 
 池田先生は、聖教新聞の元旦第2部で、“勇気” の大切さについて述べられています。

 勇気は 生命の太陽なり。
 ゆえに我らは 新たな一年も 勇気に燃えて生き抜く!
 これが一番 幸福になりゆく道であるからだ。
 
 勇気の光がなければ 不幸の闇は打ち破れない。
 勇気の熱がなければ 冷酷な世は凍えてしまう。

 わが創価の丈夫たちよ!
 君が一人立ち上がれば そこから 蘇生の夜明けが始まる。……

 
 大白蓮華の巻頭言には、“新年の歌” が掲載されていました。そして、“祈り” について、三つの指針を示してくださっています。
 
  元初より 誓いし我らの この一年  勝利の大城 厳と築けや
 わが師・戸田城聖先生は言われた。
 「題目は、個人の悩みから社会や人類の課題まで、一切を打開していける大良薬である。信心で勝つと決めて祈り抜くのだ。題目は無限の勇気である」 と。 

 我らの祈りは、「人間革命の祈り」 である。
 人や周囲が変わってくれるのを待つのではない。強盛な一念で自分自身が変わり、その波動を広げるのだ。
 我らの祈りは、「自他共の幸福の祈り」 である。
 あの友も、この友も、共々に仏の生命を開きながら、絶対に幸福をつかんでいくための原動力なのだ。
 我らの祈りは、「誓願の祈り」 である。
 広宣流布の大願へ、拡大と勝利を誓い、自ら行動を起こし、実現していくのだ。ここに地涌の菩薩の誉れがある。

 
 我らの信心修行の要点である、“勇気と祈り” ついて指導されています。
 また、大白の企画 「本門の陣列は立つ!」 の証言者のなかに、旧知の方の名があると、“先輩もお元気で活躍されているのだなぁ!” と、懐かしく想われます。
 先月号のなかに、山田光子さんが載っていました。山田さんは、北九州で女子部の幹部として、第一線で戦われた方であります。その証言のなかに、信心のポイントとも言うべきものがあると思いますので、ご紹介させて頂きます。
 
 ◆証言(山田光子さん)
 “昭和25年から26年にかけて戸田先生の事業が最も大変だった時に一人、池田先生が師匠を守られた場面が綴られている第4巻に、「この期間の秘史のなかに、今日の創価学会発展と存在との真の要因があったといえよう」 とありますが、その 「秘史」 について、さらに綴っていただけるのでしょうか” と――。学会を発展させた 「秘史」 を学びたかったのです。

 先生は短く、「それは、あなた自身の人間革命なんだよ」 と。

 ハッと胸を突かれました。学会発展の 「秘史」 は、ほかでもない私たち一人一人の人間革命、境涯革命にある、成長にある。そう先生は教えてくださいました。小説 『人間革命』 は、私たち弟子のために書かれていたのです。
  (大白2012-12月・21P)

 ここには、“学会発展の 「秘史」 は、私たち一人一人の人間革命にある” とのことです。この 「秘史」 を 「勝利」 と置き換えても、意は通ずるものと思います。
 「青年学会 勝利の年」 も、わが身に当てはめなければ、ただ単なるスローガンに終わってしまいます。その成否は、じつに我が身の 「人間革命」 にあるわけです。人間革命した姿をもって、お応えする決意であります。

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世界広布新時代 開幕の年

 「世界広布新時代 開幕の年」 明けましておめでとうございます。本年も “創価教学随想” を何卒よろしくお願い申し上げます。
 聖教新聞元日号のトップに、池田先生から全同志に贈られた 「新年の歌」 が掲載されています。

  いざ昇れ 勝利の旭日 全世界
   広布の誓願 歓喜の船出よ


 世界広宣流布という全人類の幸福の実現へ、池田先生と共に、同志と共に全世界へ “広布の誓願・歓喜の船出” の出帆の時は今である。
 聖教新聞元日号にて、池田先生の “新年のメッセージ” を期待しておりましたが、残念ながら掲載されていませんでした。もうすでに、先生の御指導を一々仰がなければ、何も出来ない、指示待ちの時では無いということを感じました。
 これからは、各人が自身の修行の成果をもとにして、自分で考え、勇気をもって行動し、広宣流布の使命と責任を果たし行かねばなりません。
 喜ばしいことに、池田先生はお元気です。先生ご夫妻のご健康とご長寿をお祈り申し上げますと共に、いま執筆なされている聖教新聞に連載の 「新・人間革命」 と大白蓮華の 「勝利の経典『御書』 に学ぶ」 の二つは、しっかりと研鑚しなければならないと思います。

 大白蓮華1月号の 「勝利の経典 『御書』 に学ぶ」 は 『十字(むしもち)御書』 である。
 大聖人は、「正月の一日は日のはじめ月の始めとしのはじめ春の始め・此れをもてなす人は月の西より東をさしてみつがごとく・日の東より西へわたりてあきらかなるがごとく・とく(徳)もまさり人にもあい(愛)せられ候なり」(1491P) と仰せです。 

 池田先生は、次のように指導されています。
 大聖人は、この正月一日を、妙法をもって祝う人は、月が次第に満ち、太陽が赫々と昇るように、わが身の功徳も勝り、人にも愛されるようになると仰せです。
 正月一日は 「始まり」 の日です。誰でも清新な決意で、一年を 「始める」 ことができる。自身を、いわば 「本因妙」 の精神に目覚めさせる好機になるのです。わが生命が喜びに躍動しないはずはありません。
 ………
 また『妙密上人御消息』 には、「日本国の中に但一人・南無妙法蓮華経と唱えたり、これは須弥山の始の一塵大海の始の一露なり」(1241P) と仰せです。「始」 の一字には、広宣流布の戦いに一人立つ精神が烈々と燃えているではありませんか。
 その意味からも、私たちは、一日また一日と、御本尊に朗々と題目を唱えながら、わが身に新鮮な生命力をわきあがらせて出発していきたい。毎日が元日であり、元初の旭日に照らされながら、最高に充実した人生を歩んでいくための信心です。
 (大白2014年1月・31P)

 “正月一日は 「始まり」 の日です” と、「始まり」 の重要なることを指導しています。中には “自分は三日坊主だから” といって、何もしない人も見受けられるが、三日でも決意し実践すれば価値は生まれます。それを繰り返して行けば、一生のものになるわけです。悪いのは、善いことを何もしないということです。
 まず、基本中の基本である、御本尊にお題目を唱えることから挑戦しましょう。

 そして 「世界広宣流布新時代」 といっても、何も難しく考えることはありません。実は、我ら一人ひとりの日常の実践のなかにあるのです。
 世界平和といっても遠きにあるのではない。他人を大切にする心を育み、自らの振る舞いを通して、地域の中で友情と信頼の絆を一つ一つ勝ち取っていく中にこそ、世界は平和へと一歩一歩前進するわけです。
 一日一日の自身の振る舞い、そして地道な友人との対話を通し、「生命の尊厳」 「人類の融和」 への思いを高め合う中で、「平和の文化」 の土壌は豊になり、「世界広布新時代」 「世界の平和」 の幕は花開くと思います。 

 講義の最終のところは、 
 さあ、「世界広布新時代」 の開幕を告げるファンファーレは鳴り響いています。絢爛たる時代が到来しました。
 信ずるわが同志よ!
 愛するわが青年たちよ!
 新たな広宣流布の誓願に燃え立ちながら、今年もまた、共々に、勇気凛々と戦おうではありませんか!
 (同・43P)と、師の呼びかけにお応えしましょう。    

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「世界広布新時代 躍進の年」を思う

 2015年、「世界広布新時代 躍進の年」 明けましておめでとうございます。早々に訪問してくださり有り難うございます。本年も何卒 “創価教学随想” をよろしくお願い申し上げます。

 「躍進」 の意義について、池田先生の御指導が 『大白・2015・1月・25P』 にあります。
 また、かつて拙ブログにも書いたことがあるなあ と思って見たところ、それは “2011年1月” であります。この年は 「人材・躍進の年」 でした。早いもので、この記事も 5回目の新年を迎えることが出来ました。毎度の御訪問、真に有り難うございます。
 そして、忘れてはならないことは、この年の 3月11日に “東日本大震災” が起きたことです。
 「大悪をこれば大善きたる」(1300P) で、このような中から、真の人材が数多く育成されたと思っています。
 2011・1月 の拙ブログの記事 ―→ ここから

 池田先生の 「勝利の経典 『御書』 に学ぶ」 の冒頭のところに、
 新しき躍進の夜明けです。
 赫々(かくかく)たる太陽を仰ぎながら、今、親愛なる同志の皆さまの胸中には、清々しい希望の光が満ち満ちていることでしょう。
 新しき一歩を勇んで踏み出す時です。
 今日から、自身の新たな前進の歴史を勝利の金文字で刻んでいくのです。師弟が共に、そして世界の同志が共々に、朗らかに 「未来までの・ものがたり(物語)」(1086P) を綴っていくのです。
  (大白1月・26P)

 “未来までの・ものがたりを綴れ” とのことです。未来までも、わが人生これだけはやり遂げたという、自身の生命の充実感を伴なうことを、残さなければならないと思います。この世に生を受けた証しとして。
 では、本当の充実感は 「蔵の財(たから)よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」(1173P) と仰せのように、“心の財” に勝るものはありません。
 
 戸田先生は、「地上から “悲惨” の2字をなくしたい」 と叫ばれました。
 広宣流布とは、人類の苦を抜き去り、「慈悲の行業」 を世界に広げる戦いです。平和と幸福の種を蒔き続ける永遠の挑戦です。我ら創価の連帯は、この 「慈悲」 の精神で、人類を結びゆくのです。
 「世界広布新時代 躍進の年」 とは、その 「希望の春」 の到来です。地涌の生命の連帯が、大きく躍進する時がきたのです。
  (大白1月・41P)

 “平和と幸福の種を蒔き続ける” と、40年前の1975年(昭和50年)の1月26日、グアム島の第1回 「世界平和会議」 の席上、池田先生は 「皆さん方は、どうか、自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を終わってください。私もそうします」 と指導されました。
 “「慈悲」 の精神で、人類を結びゆく” 以外に、平和と幸福の道はありません。「躍進の年」 とは、その 「希望の春」 が到来したことを言うのである。さあ 勇んで平和の種を蒔いて参りましょう。

 元日の聖教新聞の 『新・人間革命』 に、
 「躍進」 とは、歓喜踊躍の前進だ。
 御聖訓には、「我心(わがこころ)本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名(なづ)く所謂(いわゆる)南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」(788P) と。
 私たちは、本来、仏である。その仏が、末法の衆生救済を請願し、あえて悪業を担い、苦悩を背負って、この世に出現したのだ。
 それは、大仏法に巡り会い、宿命転換することをもって、仏法の厳たる㓛力(くりき)を証明するためだ。ゆえに、打開できない宿命も、苦悩も絶対にない。この最極の真実に目覚め、わが使命を自覚し、自ら勇んで戦いを起こす時、生命は大歓喜に包まれ、悠々(ゆうゆう)と苦悩に打ち勝つ大境涯へ、自身を高めていけるのだ。
  求道あるところに、歓喜はある。
  祈りあるところに、歓喜はある。
  実践あるところに、歓喜はある。
  信仰とは、あふれる歓喜の源泉なのだ。
  (聖教元日・広宣譜三十六)

  歓喜は、勇気を呼び覚ます力だ!
  歓喜は、苦悩を突き抜ける力だ!
  歓喜は、生命を蘇生させる力だ!
  歓喜は、共感の調べを奏(かな)でる力だ!
  (1/5・広宣譜三十七)

 師は呼び掛けられています。“さあ、心に太陽をいだいて、躍進の第一歩を踏み出そう!” と。歓喜の信心をもって、お応えしましょう。 

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「世界広布新時代 拡大の年」に思う

 2016年、「世界広布新時代 拡大の年」 明けましておめでとうございます。本年も何とぞ “創価教学随想” をよろしくお願い申しあげます。

 何よりも嬉しいことは、小説 『新・人間革命』 第29巻の連載が開始されたことです。
 第29巻の初めの 「常楽の章一」 には

  さあ、朗らかに対話をしょう
  胸に歓喜の太陽をいだいて。
  語り合うことから、
  心の扉は開かれ、
  互いの理解が生まれ、
  友情のスクラムが広がる。

  対話とは――
  心に虚栄の甲冑(かっちゅう)を纏(まと)って、
  空疎な美辞麗句を、
  投げかけることではない。
  赤裸々な人間として、
  誠実と信念と忍耐をもってする、
  人格の触発だ。


 「世界広布新時代 拡大の年」 の聖教元旦号での池田先生の初御指導は、「さあ、朗らかに対話をしょう」 であります。
 広宣流布の拡大にとって、「対話」 は基本中の基本、修行中の修行の最重要なことであります。今まで、耳にタコができるほど聞いておりますが、年を取ってくると 「或は心ざしは・あつけれども身がうご(合期)せず」(1149P) と言うようなことで、不如意を感じております。
 然れども、池田先生は米寿(八十八歳)になられて、『新・人間革命29巻』 の新聞連載を、後世のために 「その執筆は、限りある命の時間との、壮絶な闘争となるにちがいない」 (同1巻・はじめに) とのご決意の壮絶なる戦いを開始されています。
 それに比すれば、まだ、八歳も若い小生なぞ、身が不如意なんて言ってはおられない。またとない 「拡大の年」 に、朗らかに・はつらつと対話して、新しい友人の拡大に励んでまいります。

 いま、世界では 「宗教間対話」 の必要性が叫ばれています。池田先生は、宗教間対話について、次のように述べられています。

 仏教徒である前に、人間である。イスラム教徒である前に、人間である。キリスト教徒である前に、人間である。対話を通して、人間性という共通の大地に目を向け、友情が生まれれば、そこから互いの長所も見えてくる。学びあおうとする心も生まれるのだ。

 大切なのは対話である。二十一世紀の宗教は、開かれた宗教でなくてはならない。開かれた宗教とは、人間を狂信的、閉鎖的にするのではなく、開かれた人間へと育てていくものである。

 宗教間対話が実りをもたらすためには、互いの教義の比較や優劣を争うことに目を奪われてしまってはいけない。むしろ、現実の社会の問題を解決するためにどうすればよいのかという、問題解決志向型の対話を進めることが大切になるのではないだろうか。  (池田大作名言100選・120P)

 我らの世代は、「対話」 といえば折伏を、折伏といえば “四個の格言” などを思い起こしますが、今どきの方々は、念仏・禅・真言宗なぞ、真剣に信じている人は殆んどおりません。初詣でとか・お祭りとか・法要とかいって、ただ慣習に従っているだけである。
 そのような一般大衆に向かって、“念仏無間・禅天魔・真言亡国” 等々と、叫んでも無意味なのである。
 
 それよりも、現実に起きている “地球温暖化・大災害・テロ暴力・戦争難民・民族地域格差” 等々の 地球的規模の問題解決が、喫緊の課題となっているである。
 なぜ、こうなったのか。それには、人間を忘れ生命を軽視する物質文明を偏重し、人間の欲望を解き放したからである。これからは、人間生命を根本尊敬とする 「人間主義文明」 を創出しなければならないと思います。
 したがって、池田先生は、世界広布新時代の対話は、“「問題解決志向型の対話」 を進めることが大切になるのではないだろうか” と、ご指導されています。

 そして、聖教新聞元旦号の漫画 “おおぞら家族” (10面)にも、対話について語っています。
  1コマ……『世界広布新時代 拡大の年』 開幕 〔拡大の年だ頑張ろう〕 おう〃 〔いかに
        拡大すべきか……〕

  2コマ……〔会って語れば人材の陣列も広がるわ〕 〔語った分だけ境涯も広がるわね〕
  3コマ……〔今年は『申年』だ 『申(さる)』 は 「申(もう)す」 の意もある〕 〔うん 大いに語る
        年だ

  4コマ……〔動いた分だけ友好も広がる〕 〔友情の拡大こそ平和の第一歩です〕
        マンガの絵は新聞で見ていただければ幸いです。

  「常楽の章一」 の後半部分には、
  対話は――
  励ましの力となる。
  希望の光となる。
  勇気の泉となる。
  生命蘇生の新風となる。

  さあ、はつらつと対話しょう
  心と心に橋を架けよう
  その地道な架橋作業の彼方、
  人も、世界も一つに結ばれ、
  人間勝利の絢爛(けんらん)たる平和絵巻は広がる。
 

 また、「グラフSGI 」 1月号には、
  2030年 創立100周年へ
  新たな地球文明の創出を と、ご指導されています。

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「世界広布新時代 青年拡大の年」に思う

 2017年(平成29年)、「世界広布新時代 青年拡大の年」 明けましておめでとうございます。本年も何とぞ “創価教学随想” をよろしくお願い申し上げます。

 S G I 会長 池田大作先生は、“「地涌の青年」よ 人類の希望の光源に” という 新年メッセージ を、S G I グラフ 1月号に発表してくださいました。
 そこには、「青年の心」 について指導されていますので、少々ですが引用させていただきます。

 青年こそ、人類の宝です。
 青年こそ、正義の力です。
 青年こそ、未来の希望です。
 戦後の日本の焼け野原に一人立って、「人間革命」 の民衆運動を開始された、わが師・戸田城聖先生が徹して光を当てられたのも、青年でした。
 ………
 「青年の心」 ―― それは、第 に 「挑戦の心」 でありましょう。
 御聖訓には、「月月・日日につより給へ・すこしもたゆ(撓)む心あらば魔たよりをうべし」(1190P) と説かれています。
 人生は、誰しも、思いも寄らぬ試練や行き詰まり、また、忍び寄る惰性や停滞との戦いでしょう。それらの一切を突破していく究極の力が、題目の獅子吼です。何があっても、「唱題の人」 は負けません。
 ………
 第 に、「青年の心」 とは 「学びの心」 です。
 S G I「行学の二道をはげみ候べし」(1361P) との仰せのままに、御書根本の実践で、世界広布を推し進めてきました。
 とりわけ、近年・各国・各大陸の教学運動の進展は、誠に目を見張るものがあります。
 ………
 第 に、、「青年の心」 とは 「開かれた対話の心」 です。
 広宣流布は、「友情」 の拡大であり、「共感」 そして 「信頼」 の拡大であります。
 わが家庭で、わが職場で、わが地域で、わが世界で、勇気と誠実の対話を重ね、温かな人間の絆、心の結合を築き広げていくことであります。


 「青年の心」 について、三点に亘って指針を示していただきました。
 特に私は、第 3 点の 「開かれた対話の心」 は、青年のみならず、すべての学会員は肝に銘じて、実践修行すべき大切な指針だと思います。
 池田先生は、“各地で分断の危機が憂慮(ゆうりょ)される今だからこそ、ありとあらゆる差異を超えて、世界市民を結ぶ創価の 「人間尊敬」 の対話によって、地球の未来を彩(いろど)る 「平和と共生の虹」 を懸(か)けていこうではありませんか” と指導されています。

 ところで今月29日、北九州市議会選挙があります。議会定数 4減の 57議席のところ、公明は 2増の 13議席めざしての戦いです。
 増やすところは、小倉北区(定数11)と小倉南区(定数12)で、共に 1増の 3議席での挑戦です。特に、小倉北区は 1減のうえに 1増の戦いです。
 これまでのところ、定数が減になったところで、公明が議席増の戦いをしたということを聞いたことはありません。それだけに、厳しい戦いになると覚悟しています。

 北九州は、先生より 「先駆の北九州」 という指針を頂いております。
 「北九州は、今や広宣流布の 『先駆の中の先駆』 である。 学会が嵐の渦中にあった時、暗雲を切り裂く暁のごとく、幾たびとなく、友の胸の空に、勇気と希望の旭日を昇らせて下さったのは、我が北九州の同志であった。 九州が立てば、全国が立つ 九州が勝てば、全国が勝つ この雄々しき先駆の大闘争心こそ、九州の魂だ。 愛する九州の同志よ 世界広宣流布の扉を開け 21世紀を、よろしく頼む」  (H11-3-16 ・随筆・人間革命「先駆の使命・大九州」)
 
 いよいよ、『新・人間革命』 第30巻(大山の章)も、聖教の本年元旦号より連載が開始されました。
 明2018年11月18日、広宣流布大誓堂 建立周年記念日を目指し、師匠に見守られながら戦う この 年間が、世界広布の未来を決する大事な時であると思います。
 まず 「先駆の北九州」 がその突破口を開き、“北九州が勝てば、東京が勝つ 全国が勝つ” の規範を示し、もって、池田先生に大勝利のご報告を申し上げる決心です。

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プロフィール

谷 建二郎

Author:谷 建二郎
 
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北九州市小倉北区に在住 81歳
日蓮仏法と創価思想に関する私の教学的随想

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