法華経展

 10月1日、九州講堂で開催されている 「法華経 平和と共生のメッセージ展」 に行ってきました。
 会場は広々としていて、平日の昼間だったからか、あまり混んでなく、ゆっくり見学ができました。開催は14日までですので、混まないうちに、早く行かれることをお勧めします。

 会場に入って、直ぐ左手の “法華経流布のコーナー” は、インドから日本までの仏教正統の流れの歴史が、絵を描いたパネルで、簡潔に分かり易く説明されていました。

 “日蓮真蹟コーナー” では、国宝の 『立正安国論』『観心本尊抄』、重要文化財の 『妙一尼御前御消息』(冬は必ず春となるの事)の真筆の原寸大複製を展示、それから、日蓮所持の 『注法華経』(法華経の行間に、日蓮自ら経論の要文を二千百ヵ所、書き込む)の寿量品の冒頭のところが展示されていた。行間の注釈も漢文で書かれていましたが、私には読めませんでした。
 「安国論」 の本文中に使われている “国” の字は、はじめは普通の 「国」 が(11ヶ)、「國」 が(5ヶ)使っているのですが、だんだん 「★」(くにがまえに民)の字になって、全部で56カ所、約8割になるそうです。この 「★」 の文字も、分かり易く展示されています。
 大聖人は 「国」 の概念を、「王」 が支配する、「或」 は武力で守るところという意味から、「民」 即ち、民衆が生活している所であると考えられていた。これ即ち、庶民が主人であるという「主権在民」の思想であり、「立正安国論」は「世界最初の民主宣言書」であると言えます。

 “仏教経典コナー”では、サンスクリット語、その外多くの言語に訳され書写された、貴重な文献が数多く展示されている。発掘・発見された領域は、シルクロードと言われる広大な地域で、その中で法華経が一番多く、各民族間で信じられていた。パネルには、 
 無数の苦難を超えて 「法」 を運んだのは、「人」 であった。いずこにも素朴に幸福お求め、平和を求める民衆がいた。それらの人々の胸中を 「だれでも、今どんな状況にある人でも、必ず仏になれる」 と説く法華経は、太陽のごとく希望の光で満たしていった。その意味で 「法華経伝来の道」 は 「希望の伝来の道」 であった、 と。

 法華経を弘通したのは、王侯貴族や特権化した僧侶ではない。名もない一般庶民の在家の菩薩たちである。法を求める求道心を起こし、一切衆生救済の誓願を立て、法をして久住せしめんがために身を犠牲にして法を護ったのである。これらの在家の菩薩たちの尊い信心の戦いのお蔭であることを、ゆめゆめ忘れてはならない。

 日蓮大聖人の 『顕仏未来記』 の御予言を実証したのは、名もない庶民の 「創価学会」 である。決して宗門や僧侶ではないのである。ここのところを、はき違えてはならない。
 
 きょうの聖教新聞に、“世界広布の本陣 総本部が竣工”とあった。そして、引渡式が行われたとある。
 原田会長は総本部は、「1930年の創価学会の創立以来、83年にわたって民衆勝利の歴史を刻んできた一つの総決算」であり、「世界192カ国・地域の全メンバーの希望そのもの」であると力説。
 「総本部は、創価の新しい歴史を開く偉大な一歩である。ここから、世界の平和・文化・教育の興隆に、ますます貢献してまいりたい」と訴えた、
 とありました。
 総本部は、池田先生の御指導のもと、名もなき庶民が世界192カ国までに、妙法流布した大偉業の金字塔であると思う。そして21世紀の歴史を開く創価の新たな第一歩であると確信します。
 
 参考:仏教東漸の羅什・鑑真の戦い ―→ ここから 

テーマ : 創価学会
ジャンル : 学問・文化・芸術

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谷 建二郎

Author:谷 建二郎
 
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北九州市小倉北区に在住 81歳
日蓮仏法と創価思想に関する私の教学的随想

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