法華経の心(7)(最上第一の相伝)

 今まで 「法華経の心」 について、六つほど書いていますが、考えてみますと、不軽菩薩の礼拝行や折伏は、「法華経の心」 の実践であり、これらのことも、押さえて置かなければならないな! と思いました。
 そこで、うまく書けるかどうか分かりませんが、自身の勉強のつもりで書いてみようと思いますので、お目を通して頂ければ幸いです。

 日蓮大聖人は、法華経の経末に至って、“最上第一の相伝あり” と仰せられています。
 昨年の11月、「広宣流布大誓堂」 の落慶記念勤行会が開催され、池田先生よりメッセージを賜わりました。その 「名誉会長のメッセージ」 に、(抜粋)

 この大殿堂の南側と北側には、それぞれに八本の柱が立ち並んで、来館される方々をお迎えいたします。
 日蓮大聖人は、「御義口伝」で、「此の品(=普賢品第28)の時最上第一の相伝あり、釈尊八箇年の法華経を八字に留めて末代の衆生に譲り給うなり八字とは当起遠迎当如敬仏(とうきおんごう・とうにょきょうぶつ)の文なり」(781P) と仰せです。
 八本の柱は、「必ず仏の如くに法華経の行者を敬うべし」(同) という 「法華経の心」、すなわち学会員を仏の如くに大切にする 「創価の心」 を体した八文字の象徴なりと、私は後世のために申し上げておきます。
  (聖教・2013-11-9)

 大誓堂の南側と北側の入り口にある其々八本の柱は、「広宣流布誓願勤行会」 に参加する “学会員を仏の如くに大切にする 「創価の心」 を体した八文字の象徴なり” と、その意義を教えてくださいました。
 そして、釈尊が八年かけて説いた法華経も、要約すれば 「当起遠迎当如敬仏」 の八字になります。その本意は、末法に現れる法華経の行者即ち、日蓮大聖人を 「末法の御本仏」 として敬いなさいという意味であります。
 その上で、総じては、日蓮大聖人の門下として、広宣流布に邁進する創価学会員をも、“まさに仏の如くに敬いなさい” という、これが 「法華経の心」 であり、「創価の心」 であります。

 『崇峻天皇御書』 に、「一代の肝心は法華経・法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしは・いかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(1174P) と仰せです。
 仏法の肝要は 「人の振舞」 即ち、「人を敬う」 実践こそが、「法華経の修行の肝心」 であり、「教主釈尊の出世の本懐」 であると仰せです。
 ゆえに、「当起遠迎当如敬仏」 の八字を 「最上第一の相伝」 とまで、仰せになられています。大聖人は、この 「法華経の心」 を、一切衆生にまで及ぼし、全人類を救わんと大願を立てられました。
 引きつづき “メッセージ” を拝読いたします。
 
 「大願」 とは 「法華弘通」 つまり 「広宣流布の大願」 にほかなりません。
 大聖人の立宗より七百年、闘諍言訟の末法が極まった現代にあって、この御本仏のお心のままに、「広宣流布」 の大願を成就することを誓って立ち上がった仏意仏勅の教団が、創価学会であります。
 「広宣流布の大願」 と 「仏界の生命」 とは一体です。
 だからこそ ―― この誓いに生き抜く時、人は最も尊く、最も強く、最も大きくなれる。
 この誓いを貫く時、仏の勇気、仏の智慧、仏の慈悲が限りなく湧き出でてくる。
 この誓いに徹し切る時、どんな悩みも変毒為薬し、宿命をも使命へと転じていける。
 これが、創価の最極の同志であります。
 これが、学会の無敵の陣列であります。
 そして、我ら誓願の学会が奉ずる 「法華弘通のはたじるし」(1243P) こそ、この大礼拝室に御安置奉った 「大法弘通慈折広宣流布大願成就」 と、お認めの常住御本尊であられるのです。
 ………
 我らの祈りは、わが地域から全地球まで包みます。
 この大殿堂は、「生死一大事血脈抄」 の御聖訓の通り、ありとあらゆる差異を超えて、妙法の世界市民が集い合い、「自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え」(1337P) 民衆の幸福と安穏、社会の繁栄、世界の平和、人類の宿命転換へ、共々に励まし、誓願へ勇猛精進していく究極の人間共和の宝塔なのであります。
 ゆえに本日より、この城を 「広宣流布大誓堂」 として、世界広宣流布の新時代へ、歓喜勇躍して正義と希望の大前進を開始したいと思いますが、いかがでしょうか(大拍手)
 大聖人は 「ちかいし願やぶるべからず」(232P) と仰せになられました。
 我ら創価の家族は、この広宣流布大誓堂とともに、「ちかいし願」 をいよいよ燃え上がらせて、いかなる試練も断固とのり越え、金剛不壊にして所願満足の大勝利の人生を、仲良く朗らかに飾りゆくことを約束し合い、私の記念のメッセージといたします(大拍手)。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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谷 建二郎

Author:谷 建二郎
 
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北九州市小倉北区に在住 81歳
日蓮仏法と創価思想に関する私の教学的随想

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