「創価学会会則」の改正と宗門(開眼)

 11月8日の聖教新聞に “「創価学会会則 教義条項」 の改正について” という記事が掲載されていましたので、引用させて頂きます。

 学会の会則の第1章第2条の教義条項を、…… これまでの条文では 「この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し、……」 については、「弘安2年(1279年)の大御本尊」 を指すとの説明を行っていました。
 それを今回、次の通りにいたします。

 「この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、根本の法である南無妙法蓮華経を具現された三大秘法を信じ、御本尊に自行化他にわたる題目を唱え、御書根本に、各人が人間革命を成就し、日蓮大聖人の御遺命である世界広宣流布を実現することを大願とする」
 と改正された。
 そして、世界広布の新時代にあたり、信仰の本義の三大秘法は、あくまで一人一人の信仰において受け止めなければなりません。

 ‘ある場所に特定の戒壇があり、そこに安置する御本尊が根本の御本尊で、その他の御本尊はそれにつながらなければ力用が発揮されないという、あたかも “電源と端子” の関係であるかのような本尊観は、世界広宣流布が事実の上で伸展している現在と将来において、かえって世界広布を阻害するものとなりかねないのであります’ と述べられています。
 “大聖人の仏法における信仰の本義は、「根本の法である南無妙法蓮華経を具現された三大秘法」 を信じること” に尽きるのであります。  (聖教・2014/11/8・3面)

 日顕宗は、創価学会を破門して以来、弘安2年の大御本尊をもって、信徒を脅し、支配する道具として使用してきたのである。
 そして、学会授与の日寛上人御書写の御本尊を、事も有ろうに、法主が開眼していないから偽物であると言うのである。
 そもそも、すでに書写されている御本尊を、一々開眼しなくてはならないのだろうか? 
 そのように開眼をいう日顕宗からして、宗門史上そのような開眼なぞ、やったことはないのである。

 大聖人は、「法華経の文字は仏の梵音声(ぼんのんじょう)の不可見無対色を可見有対色のかたちと・あらはしぬれば顕形の二色となれるなり、滅せる梵音声かへつて形をあらはして文字と成つて衆生を利益するなり、…… 色心不二なるがゆへに而二(にに)とあらはれて仏の御意(みこころ)あらはれて法華の文字となれり、文字変じて又仏の御意となる、されば法華経をよませ給はむ人は文字と思食(おぼしめす)事なかれすなわち仏の御意なり」(468P)

 「日蓮がたましひ(魂)をすみ(墨)にそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ、仏の御意(みこころ)は法華経なり日蓮が・たましひは南無妙法蓮華経に・すぎたるはなし」(1124P)
 と仰せです。

 御本尊の “南無妙法蓮華経の文字” は、仏の御意であり、大聖人の魂であります。書写されたその瞬時に、「開眼」 はなされているのである。後はただ、その御本尊に対し 「信」 があるか無いかだけである。信のあるところ血脈は流れるのである。
 「開眼」 といい 「法水」 といい 「血脈」 といっても、それは信仰者の 「信心」 に帰するのである。
 それとも、法主(これも日顕は詐称)になった途端に、既にある御本尊に魂を入れたり取ったりする超能力が具わるとでも言うのであろうか。これでは、まるで オカルト宗教ではないか。
 法主が開眼しなければ、御本尊の力用は無いと御書のどこに書いてあるのか。
 日寛上人の御本尊様より、何百年と後から生まれた日顕が、その上に何をしょうとするのか。あえて言えば、その間に、上人の御本尊に功徳は無かったのか。こんないい加減な、噓っぱちなことに騙されてはいけない。
 もともと、開眼の仏事は、真言宗が金儲けのためにやっていることである。
 このような仏法と全く関係のない超能力なんぞ、大聖人が一番禁じられていることなのである。 

 大聖人は、「法門をもて邪正をただすべし利根と通力とにはよるべからず」(16P)
 「真言と天台とは理同なりなんど申せば皆人さもやと・をもう、かう(斯)・をもうゆへに事勝の印と真言につひて天台宗の人人・画像・木像の開眼の仏事を・ねらはんがために日本・一同に真言宗におちて天台宗は一人もなきなり」(309P)
 と仰せです。

 “画像・木像の開眼の仏事を・ねらはんがために” とありますように、大聖人の仰せの 「開眼」 という言葉は、真言宗を破折するために使われているのである。
 そうであるのに、日顕は大聖人の意に反し、心は真言宗に堕ちているのである。大謗法である。
 日顕宗なんぞ、天台密教になぞらえて、「大石寺密教」 略して 「石密(せきみつ)」(仮称)とでも称した方が相応しいのではないかと思う。
 ともあれ成仏の要諦は、御本尊にあるのではない。自分自身の信心の如何にあるのである。

 大聖人は、「叶ひ叶はぬは御信心により候べし全く日蓮がとがにあらず」(1262P)
 「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり」(1338P)
 と仰せです。

 この会則改正を機にあらためて、御本尊を受持し弘めるという自行化他の実践で、自身の人間革命を成就し、世界広宣流布を実現するという学会活動に尽くすのみである。 

テーマ : 創価学会
ジャンル : 学問・文化・芸術

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会則より重要なことがある

こんな会則なんかより、傲慢な幹部に会員がいじめられる問題を解決する方が重要ではないのか?そこで、考えがある。 学会員が傲慢な幹部に嫌な思いをさせられる問題をなくすには幹部採用試験に合格した者にライセンスを与えるのが一番である。ライセンス取得者は会員との間に問題を起こしたり、組織内で悪行を働いたら解任されるようにすればいい。尚、ライセンスは役職が変わったり、問題なく何年も過ぎたら更新されるのだ。このライセンスを首から下げて役職に任命された日付とライセンス取得日、本人の名前を書いておけばいいのだ。幹部採用試験は既に役職に任命されている者も適用され、落ちた奴は解任されることにするのだ。試験内容は筆記、面接、実技である。実技は日頃の振る舞いや言葉遣い、会員に対する態度を監視するというもので、品行方正であるかをテストするのだ。こうして合格した者に対して皆が認めるかを投票で決め、賛成派多数の者が幹部になれるのだ。これこそ学会の大好きな選挙で決めるのだ。実技試験では男子部にありがちな部員を呼び捨てにする幹部は落とすべきである。家族が見たら不快な思いをするからである。幹部は会員に仕えるためにいるのだ。呼び捨てにする権利はないのだ!!傲慢な幹部は体罰教師やパワハラ上司と同じレベルである。
野球と比べてサッカーの方が体罰が少ないのは、ライセンス取得により、変な奴が監督にならないようにしているからである。学会がこれをしないのは元ヤクザの奴等や体育会系の馬鹿どもに都合が悪いからであろう。
ちなみに幹部採用試験合格者に投票する際に根回しして幹部になろうとする奴がいた場合、そいつと協力者全員追放にするのは言うまでもないことである。また、合格者にふさわしい奴に対して策略を使って落選させるという馬鹿な真似をした奴も追放である。この試験は聖教新聞社の社員と学会職員にも適用され、財務で飯を食わせても文句のない奴を選抜するのだ。
これこそ、今一番大事なことではないだろうか?これを読んだ全ての人が賛同してくれることを期待している。

Re: 会則より重要なことがある

 拙ブログお読みくださり有り難うございます。

 組織について、いろいろお考えのようですが、私は賛同いたしかねます。
 まずはじめに、創価学会は宗教団体です。役所や利潤を追求する民間の会社ではありません。
 自身が人間革命し、人々を救い、世の中を良くしていくことを目的としています。
 そのような使命を有する組織の中には、通常世間の中の採用試験や人気投票のような選挙などを実施しても、組織は良く成りません。かえって悪く成ります。

 外科的手術のような、悪いところを切り捨てれば、後は良くなっていくというお考えのようですが、組織の中の人間関係は、そんな単純なものではなく、どろどろとした厄介なものです。
 その解決方法は、御本尊を持し、題目をあげて、人間の中に飛び込み、自身が人間革命する以外にないのです。

 「十界互具」という法理をご承知でしょう。仏様の生命の中にも地獄界があり、悪人の命の中にも仏界があるということです。
 この世の中、100%善・100%悪の衆生なんか存在しません。組織だって同じことです。
 良くしょうとして悪を切り捨てれば、同じようなものが、また出てくるのです。
 「依正不二」なるが故に、結局、正報たる自身が人間革命する以外にないのです。

 「難即悟達」ということがあります。悟り・功徳を得るためには、難や悪いことが必要なのです。
 日蓮大聖人は、御自身が仏に成ったのは、頸を切ろうとした平左衛門尉や北条時宗が居たからだと喜ばれています。 
 組織の中にも、いろいろ問題は有ろうかと思いますが、それはすべて、自身の人間革命のためであります。
 そのように前向きに捉えて、組織の中へ、人間の中で戦いましょう。

 縁あって末法流布の世に生まれて、日蓮大聖人の弟子として、地涌の菩薩の使命に目覚めることが出来たのも、池田先生・創価学会の同志が、教えてくれたお蔭であります。
 世界広布新時代を迎え、後れを取らない様、頑張りましょう。 
プロフィール

谷 建二郎

Author:谷 建二郎
 
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北九州市小倉北区に在住 81歳
日蓮仏法と創価思想に関する私の教学的随想

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