「21世紀文明と大乗仏教」を読む(1)(序文」から)

 先日、壮年部主催の仏法セミナーがありました。担当の講師の方の講演の中で、池田先生の 「21世紀文明と大乗仏教」 を通してのお話がありました。
 その中で、その宗教が “人間を強くするのか弱くするのか、善くするのか悪くするのか、賢くするのか愚かにするのか” という判断を誤ってはならないと話されていました。久しぶりに聞きまして懐かしく思い、また、あらためて読みなおして見ようと思いました。

 「21世紀文明と大乗仏教」 の講演は、1993年9月24日、アメリカの ハーバード大学で行われました。丁度、2年前にも 「ソフト・パワーの時代と哲学」 という題名で講演されており、今回で 2度目でありました。(2度も招かれることは、希有なことであります)
 池田先生の海外諸大学・学術機関での講演は、全部で 32回にも及んでいます。その全てが、その国を代表する世界有数の名門校であります。

 池田先生は、海外諸大学講演集 『21世紀文明と大乗仏教』 の 「序文」 のなかで、
 「講演は、大変に骨の折れる仕事で、一回、一回、思索と熟考を重ね、力を尽くした。 私には、学いまだ成らずで、大きな荷物を背負っている感があり、講演が終わるまで、生命をすり減らすような作業であった。 しかし、戦争の世紀の終局と次の世紀を前に、いま語らずしていつ語るのか――という気持ちが、苦労や困難を乗り越えさせてくれた」 と述べられています。

 先生は、“生命をすり減らすような作業であった” と、そして “戦争の世紀の終局と次の世紀を前に、いま語らずしていつ語るのか” という気持であったと語られています。先生のこの思いに、襟を正さねばならないと思います。

 この講演は、もう既に20年以上も経っていますが、決して色褪せるものではありません。それどころか、21世紀になって、ますます混迷の度を増している現在、求めるべき重要な指針であると思います。
 この問題の解決の道は、大乗仏教なかんずく、“日蓮仏法” 以外にないと確信している者の一人でありますが、しかし、何せ、度忘れの多くなってきた脳味噌では、海外講演のすべてを研鑚するには頭がパンクして仕舞いそうです。
 したがって、講演集の書名にもなっている 「21世紀文明と大乗仏教」 の講演だけでも、学ばなければ申し訳ないことだと思っています。

 日蓮大聖人は、「力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」(1361P) と仰せです。
 この御金言の如く、一人たりとも対話に励んで、広布の指導者・池田先生とその思想を教え広げていきたいと思います。  

 講演 : 「21世紀文明と大乗仏教」 ―→ ここから

テーマ : 創価学会
ジャンル : 学問・文化・芸術

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谷 建二郎

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北九州市小倉北区に在住 81歳
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