夏季大学講座(A)(2016年)

 創価大学の夏季講座、本年も菅野博史教授の 「法華経」 を読む(11) ―妙音菩薩品・観世音菩薩品・陀羅尼品― であります。
 本年は27日、台風の影響で雨になりましたが、無事受講することができました。
 この 「法華経」 を読む シリーズも、あと 妙荘厳王本事品 と 普賢菩薩勧発品 の二品であるが、教授は来年には何か予定があるそうで、開講できないだろう とのお話がありました。

 まず序論として、「法華経」 の三つの中心思想 について論じられました。
 1) 一仏乗の思想
 2) 久遠の釈尊の思想
 3) 地涌の菩薩の思想

 以上のことは、昨年にも論じられており、中には何度も同じことを聞いたと言われる方もおられるが、“仏法は実践が大事である。実践するには何度も聞くことも大切である。(趣意)” とのお話でした。
 私もこの頃は、御書や大白蓮華を読んで勉強しても、殆んど記憶に残りませんが、勉強したという行為(業)は、自身の生命に善業となって積まれているのだと信じ、心慰めております。

 〔妙音菩薩品〕
 釈尊の眉間白毫相から放つ光によって、浄華宿王智仏の浄光荘厳世界が照らされ、そこに妙音(どもるもの、口ごもるものの意であるが、妙音とはまったく一致せず、不明)菩薩がいた。
 妙音菩薩は、三十四種類の身に変身して 「法華経」 を説き、娑婆世界の衆生を救済するのである。
 さらに華徳菩薩が、妙音菩薩の住する三昧の名を質問すると、釈尊は現一切色身三昧に住していると答える。またの名を普現色身ともいい、衆生救済の力を持ち、三十四種類とはあらゆる身に変身できることを示している。


 ここで、菅野教授の講義ではありませんが、『法華経の智慧』 から該当の部分を引用させて頂きます。

 斉藤 妙音菩薩は、薬王菩薩や観音菩薩と同様、「現一切色身三昧」 を体得しています。
 民衆を救うためならば、どんな姿にでもなって行動していこうという境涯です。
 遠藤 経典には、あるいは梵天王の身を現じ、あるいは帝釈の身を現じ、あるいは自在天の身を現じ……とあります。
 ………
 斉藤 大聖人は、こう仰せです。 「所用に随つて諸事を弁ずるは慈悲なり是を菩薩と云うなり」(774P)

 名誉会長 相手にあわせて自在です。自由自在であり、自由奔放(ほんぽう)です。
 人を鋳型にはめて、ロボットのような人間を作るのが宗教ではありません。 ロボットのように縛られた生命を解放するのが仏法です。
 妙音の三十四身とは、創価学会が、社会のあらゆる分野で、多角的に、また立体的に行動している正しさの証明です。
 分野は違っても、すべて 「慈悲」 です。 「人間主義」 です。 「悩める人の最大の味方になっていこう」 という炎が燃えていなければならない。 それがなくなれば 「妙音」 ではりません。


 斉藤 かつて ヤコブレフ博士(ペレストロイカの設計者)が、池田先生の行動を見て、こう言われていました。 ドストエフスキーの 「美は世界を救う」 という言葉について、この 「美」 とは 「人間主義」 のことではないか ―― と。
 「人間主義」 で、社会のなかへ、社会のなかへ入っていくことですね。

 名誉会長 それが 「美」 です。 それが 「妙音」 です。 それが 「法華経」 です。 学会の行き方は絶対に正しい。  (法華経の智慧6巻・86P)

テーマ : 創価学会
ジャンル : 学問・文化・芸術

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谷 建二郎

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北九州市小倉北区に在住 81歳
日蓮仏法と創価思想に関する私の教学的随想

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