仏教の正統の流れ(三国四師)

 『顕仏未来記』 に 「安州の日蓮は恐らくは三師に相承し法華宗を助けて末法に流通す、三に一を加えて三国四師と号(なず)く」(509P) とあります。三師とは、印度の釈尊・中国の天台大師・日本の伝教大師であります。この三大師の方は、皆それぞれの国で、法華経を弘通した大聖(仏)であります。

 日蓮大聖人は、仏教の正統の釈尊、天台、伝教の三師に相承して、南無妙法蓮華経を、末法に弘通する正師(末法の御本仏)であるとの御宣言です。

 仏教の正統の流れを簡単に述べれば、釈尊―竜樹・天親―天台―伝教―日蓮大聖人となります。天台大師は、法華経より理の一念三千の珠を取り出だし、末法流布の大法を理論的に証明した。
 日蓮大聖人は、本門寿量品の文底より “南無妙法蓮華経” という根源の一法を取り出だし、見宝塔品の虚空会の儀式をかりて “三大秘法の御本尊” を顕わして下さいました。

 では、日蓮大聖人の正統は、どこが受け継いでいるのかと言えば、それは創価学会のみである。一般的には、700年の伝統がある日蓮正宗(日顕宗) ではないかと思われていますが、日顕宗をはじめ・日本の旧仏教界は、伝統の上に胡坐をかいて、釈尊の精神も、日蓮大聖人の民衆救済・広宣流布の精神等も、何一つ受け継いで無いのである。

 その証拠は、釈尊の出世の本懐である法華経を行ずれば、三障四魔・三類の強敵が競い起ることは経文に明白である。現代において、誰が・どこの団体が、法華経のゆえに難を受けたのかとお聞きしたい。それは創価学会のみである。
 創価学会は、戦時中・軍事国家の弾圧を受け、初代牧口先生は獄中にて殉教、二代戸田先生も共に獄に下られました。三代池田先生は、戦後・公職選挙法違反の疑いで入獄、創価学会の初・二・三代の会長は共々に王難に遭われたのである。
 この名誉の大法難の中、戸田先生は獄中にて法華経を読みきられ、不思議な仏の境界を感得なされました。いわゆる 「獄中の悟達」 と言われているものです。

 池田先生は、「戸田城聖のこの時の悟達の一瞬は、将来、世界の哲学を変貌せしむるに足る、一瞬であったといってよい。…… 彼の明晰な悟達は、仏法を見事に現代に蘇らせ、近代科学に優に伍して遜色のないものとした、といえよう。そして、仏法に鮮明な性格と、現代的な理解とを与えたのである。いや、そればかりではない。日蓮大聖人の生命哲学を、あらゆる古今の哲学のうえに位置せしめた、記念すべき強力な発条であったというべきではなかろうか。
 法華経には 『生命』 という直截な、なまの言葉はない。それを戸田は、不可解な十二行に秘沈されてきたものが、じつは真の生命それ自体であることを、つきとめたのである」 
(人間革命四巻・生命の庭)と述べられています。

 この 「獄中の悟達」 は、日蓮大聖人の法華経の正統の血脈は、戸田先生の創価学会にしか流れていない証左であります。広布破壊の日顕宗が、大御本尊があると主張しようとも、「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり」(御書1338P) なのである。戸田先生の悟達は、「創価学会の原点」 であり、「広宣流布の原点」 と成っておるのであります。
 池田先生は、戸田先生に師事なされて、日蓮仏法を見事に現代に蘇らせ、近代科学に優に伍して遜色のないものとし、あらゆる古今の哲学のうえに位置せしめました。それは現代の病める人類・病める地球を救うことが出来る大生命哲学であります。

 日蓮大聖人は、仏教の正統の正師を 「三国四師」 と名づけました。日蓮仏法の正統の流れは、御遺命たる広宣流布を実践するところにあります。私は末法広宣流布を考えたとき、釈尊・天台・日蓮大聖人に、戸田城聖先生を加えて 「新・三国四師」 と、称することも可能ではないかと思っています。 

テーマ : 創価学会
ジャンル : 学問・文化・芸術

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谷 建二郎

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北九州市小倉北区に在住 81歳
日蓮仏法と創価思想に関する私の教学的随想

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