仏菩薩の歓喜

 5月号の “勝利の経典 「御書」 に学ぶ” は、『法華初心成仏抄』 です。唱題行について、種々の観点から重要なご指導がなされておりますので、何回も何回も熟読玩味し実践して参りたいと思います。

 講義の中で、私たちが唱題して得る功徳を、「諸天の加護」 と 「仏菩薩の歓喜」という二つの観点からご指導されております。
 
 まず、諸天の加護について 「梵王・帝釈の仏性はよばれて我等を守り給ふ」 と仰せです。私たちが妙法の題目を唱えれば、必ず、諸天善神が呼ばれて私たちを守護するということです。諸天善神の守護とは、妙法の力用の顕現です。それが自身の仏性を呼び現す唱題の実践によって起こります。…… 
 諸天善神を動かすのは、どこまでも私たちの信心の一念です。
と、

 仏菩薩の歓喜が明かされています。 「仏菩薩の仏性はよばれて悦び給ふ」 と仰せです。…… 
 ここで、仏や菩薩が歓喜するとは、唱題によって得る真の功徳であります。すなわち、広大にして一切を包む仏界の境涯、そして、どこまでも妙法蓮華経を求め、他の人にも伝えいく菩薩界の慈悲の生命が、生き生きと顕現し、躍動していくのです。………
 「自他共に喜ぶ」(788P) とあるように、慈悲の発露として、人々のため、社会のために行動していくことは、まさに仏や菩薩の行動です。一切の仏菩薩が歓喜し、賞讃しないわけがありません。
と以上のようにご指導されています。

 唱題の功徳の 「仏菩薩の歓喜」 を考えてみますと、その国土は常寂光土であり、「仏国其れ衰んや、十方は悉く宝土なり宝土何ぞ壊れんや」(32P)・「吹く風枝をならさず雨壤(つちくれ)を砕かず」(502P) の世界であり、福島第一原発事故の根本的な解決の道は、これ以外には無いと思います。

 放射能という、目にも見えない・匂いもない・音もない・それでいて人間の命を奪う奪命者であり、まさに第六天の魔王の所業としか言い様がありません。

 では、第六天の魔王は何処から来るのでしょうか。大聖人は、「元品の法性は梵天・帝釈等と顕われ、元品の無明は第六天の魔王と顕われたり」(997P) と仰せです。 元品の無明とは、南無妙法蓮華経を信じ切れないという、全ての人々の生命にもともと具わる根本的な迷いです。その迷いのゆえに、誹謗正法・即ち、謗法行為を犯し、三災七難を招いてしまうのである。

 想えば、阪神大震災の時の首相は、社会党の村山富市氏であった。今回の東日本大震災は、民主党の菅直人氏である。社会党・民主党は、「四月会」(反創価学会の広宣流布を阻止せんとする団体) の流れを汲む政党であり、その所属議員が首相となった時に、大震災に遭遇するなんて、ただ単なる、偶然の一致だけのことであろうか。私にはそうとは思えません。

 大聖人は、蒙古国の襲来について、「此等の経文のごときんば正法を行ずるものを国主あだみ、邪法を行ずる者のかたうどせば大梵天王・帝釈・日月・四天等・隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ」(313P) と。蒙古襲来も仏法上の観点から見れば、日蓮大聖人を迫害した北条幕府が、招き寄せた大難なのであります。

 それ故に、問題解決の方途は、元品の無明を 「元品の法性」 へと転換させなければなりません。大聖人は 「此の本法を受持するは信の一字なり、元品の無明を対治する利剣は信の一字なり無疑曰信の釈之を思ふ可し」(751P) と仰せられています。三大秘法の御本尊に唱題し、一切の仏菩薩の仏性が歓喜・躍動し、宇宙大の功徳力を満喫していく以外にありません。

 池田先生は、なぜ、諸仏が歓喜するのか。それは、三世諸仏も、妙法蓮華経の五字によって仏になっているからです。南無妙法蓮華経こそ、「三世の諸仏の出世の本懐」 であり、「一切衆生・皆成仏道」 の法です。
 ………
 御本尊への信仰が、生活革命、人間革命に直結し、更に社会の変革へと展開していくことを教えられたのが、牧口先生であり、戸田先生です。本抄に仰せのごとく、ひたぶるな唱題で 「仏になる道」 を厳然と歩み抜いている団体は、創価学会以外にありません。「題目第一」 「御本尊根本」 の信心は、学会の中に脈動しています。
 ………
 今こそ、「妙とは蘇生の義」 なりと、変毒為薬の功力を実証する唱題を
 今こそ、「大悪起れば大善来たる」 の原理を証明していく唱題を
 今こそ、わが国土を仏国土に変革しゆく 「立正安国」 の唱題を
 我ら創価学会は、妙法の音声を朗々と響かせながら、精神界の王者として、社会的使命を一段と果たしつつ、凱歌の創立100周年へ、勇躍、前進していきたい。
(同抄講義) とご指導されています。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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谷 建二郎

Author:谷 建二郎
 
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北九州市小倉北区に在住 81歳
日蓮仏法と創価思想に関する私の教学的随想

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